2005年1月、森 崇英 代表、久保春海ならびに野瀬俊明 副代表を中心として、設立された“日本生殖医療エンジニアリング研究会”、第1回学術集会が、同年12月4日、都市センターホテルに於いて、吉田 淳 学術集会長(木場公園クリニック院長)のもと盛会の裡に終了いたしました。当日は、厳しい寒さにも拘わらず、当初の予測を大きく超える200人余の方々にご参加頂くことが出来、関係者一同心より感謝いたしております。
耳慣れない「生殖医療エンジニアリング」とは何だろうと言う素朴な疑問をお持ちの方から、現在のARTの限界を痛感しておられる生殖医療専門医、生殖科学研究者、生殖医療従事者まで、幅広い層の生殖医療関係者が、多大な関心と期待を持って参加いただいたものと私共は大変勇気づけられました。
今回は、全て教育講演形式で、1つひとつの演題が非常に内容の濃い、息を抜くことの出来ない程、興味深いものでありました。ご講演を頂きました先生方に対しましては、感謝の念に耐えません。厳しい寒さではありましたが、会場内は正に、熱気あふれる講演・討論がなされたと感じております。
ご協力を賜りました、各医療機関、生殖医療関連企業、事務局の皆様に深謝いたします。
第2回学術集会は、田中 温 学術集会長(セントマザ−産婦人科院長)の担当でさらに充実した内容にするべく計画を進めております。
次回も、有意義な会となるよう努力を重ねてまいります。皆様より一層のご支援とお力添えをお願いいたします。
幹事 東邦大学医学部 竹下直樹
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