会長挨拶
第32回日本クラミジア研究会学術集会会長を仰せつかり、大変光栄に存じますとともに、重責を感じながら準備しております。
クラミジア感染症はアメリカ、イギリスでは1970年代後半から問題とされていましたが、我が国では1984年札幌医大の熊本教授が第32回日本化学療法学会の会長をされ、ワシントン大学の王三聘教授がアメリカでのクラミジア感染症の状況を紹介されました。我が国の産婦人科領域のクラミジア感染症については、同年、同学会で行った我々の教室の発表を皮切りに次第に研究が進められています。
このクラミジア研究会は、クラミジアに造詣の深いあるいは興味を有する研究者あるいは臨床医が年に一度集い、その研究成果を発表する伝統ある研究会であり、研究の最新情報が交換される重要な研究会となっております。そこで今回の研究会では特にたくさんの先生方からの一般演題を募集させていただき、おおいにご検討をいただきたいと思います。
また、特別講演として
愛知医大大学院感染制御部 三鴨廣繁先生
川崎医科大学小児科 尾内一信先生 にご講演をお願いしています。
会場は、JR京都駅(烏丸中央口)から東へ約1分の位置にあります。「参加してよかった」と思っていただけるように、充実したプログラムを企画しておりますので、皆様お誘い合わせの上、多数のご参加をお待ち申し上げております。
第32回日本クラミジア研究会 学術集会長
京都府立医科大学大学院女性生涯医科学 教授
北脇 城